想いはひとつに Aqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~ -2018.11.17,18-

ラブライブ!

あの2日間、全ての人の「ありがとう」という想いが溢れ出した最高の空間にいられたことが嬉しかった。


あの日東京ドームで偉大な先輩の輝く姿を見た瞬間から9人の夢が始まり、メルパルクホールからその一歩を歩み始めたAqoursは遂にその東京ドームにまでたどり着いた。

「誰だって10人目になれる」

そんなキャストとファンの距離の近さ、互いに向けた想いの強さ、Aqoursが大好きだという気持ちの大きさ

こんなにみんなから愛される素晴らしい作品に出逢えたこと、大好きという気持ちをぶつけ合えること、みんなの夢がどんどん大きくなっていくこと


ライブを終えた今この瞬間も、感じている熱い想いはやっぱり本物なんだと実感しています。
虚無感でも喪失感でもなく、紛れもない多幸感で満たされた今。
ライブが終わってこれだけ長い時間こんな感覚に襲われたことは初めてで。


この気持ちは本物だからこそ、その全てを綴りたいとそう思いました。

Sailing to the Sunshine

「劇伴曲のオーケストラ生演奏を開催してほしい」

ラブライブ!サンシャイン!!のOSTが大好きな僕はかねてからずっとこんなことを思っていましたが、まさかこんなに早くしかもAqoursのライブとして実現されるとは夢にも思っていませんでした。

開演直前チューニングの音を聴いたときは「まさか」と思った。
そして登場した加藤達也さん率いる “浦の星交響楽団” の皆さん。

開幕は “Main theme of Lovelive! Sunshine!!” を演奏してくださり、いつものメンバー登場と1曲目への導入を彩ってくれました。

これを聞きながら本当に「やってくれたな」と。
メインスクリーンには加藤さんや交響楽団の皆さんがたまに映し出されるんですが、真剣な表情のなかに時たま笑顔を見せながら演奏してくれたところがまた印象的で、ラブライブならではだなと感じました。

【 👆Aqours 4th Live 👆】
ご要望の多かった、Aqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~ Day.1、Day.2公演のオーケストラTIMEのセットリストを公開❗4thライブの目玉である加藤達也さん、浦の星交響楽団によるオーケストラ演奏も振り返ってみてくださいね🌟#lovelive pic.twitter.com/ptdNyTFmTB — ラブライブ!シリーズ公式 (@LoveLive_staff) 2018年11月18日

そして個人的に。
2期7話で浦の星女学院の統廃合が決まり、気持ちの整理がつかないままラブライブの決勝に進むべきか否か悩む千歌たちの元に白い羽根が舞い降りていくシーンでは “空も心も晴れるから” が流れました。

しかしここで演奏されたのは “起こそうキセキを!”

起こそうキセキを!

あがこう精いっぱい!

切ないシーンではありますが不思議とこの劇伴曲が本当に映えて…
2期1話でまだ見ぬ未来に向けてあがくことを宣言した千歌たちの姿をそこに見たような気がして非常に印象に残っています。



Aqours First LoveLive! ~Step! ZERO to ONE~

Aqours 2nd LoveLive! HAPPY PARTY TRAIN TOUR

Aqours 3rd LoveLive! Tour ~WONDERFUL STORIES~

ライブにおける言わばテーマ曲がサブタイトルとなっていたこれまでのライブ。

しかし今回のサブタイトルはアニメ1期のサウンドトラックのタイトルである “Sailing to the Sunshine”

このサブタイトルはどのように回収するのか、いつものIMで多めに劇伴曲を流したりするのかな…などと考えていた僕の考えを根底から覆してくれて、1曲目の君ここが始まる前から「これ以上のサプライズがまだあるのか?」と既に高揚感を覚えていました。


これまでのライブでは、どんなに感動したり感傷に浸っていても、それをいい意味で「リセット」してくれる幕間アニメの存在がありました。
しかし、今回は楽曲が一段落しても息つく間もなく加藤達也船頭率いる浦の星交響楽団によるエモーショナルな演奏が入ることでそのリセットを阻まれる形となりました。

そのおかげで公演中は身体全体が常に緊張感を持った状態にあり、ノンストップでライブを駆け抜けることができ、どっぷりラブライブ!サンシャイン!!の世界観に浸ることができたと心からそう思いました。

散りばめられたこれまでのライブ

素晴らしいセットリストとオーケストラ付きのIMアニメの演出で1期2期、1st, 2nd, 3rdライブが頭の中を走馬灯のように駆け巡り、そこにはこれまでのAqoursが凝縮されていた。

しかし過去のライブと同じではなく彼女たちは一回りも二回りも成長している。
決して批評しているわけではなく、素人目にもパフォーマンスをする彼女の表情であったりダンスのキレは間違いなく前回よりも成長していることが分かるわけで。

【 👆Aqours 4th Live 👆】
Aqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~ Day.1、Day.2公演のセットリストを公開❗皆さんと一緒に創り上げた4thライブをセットリストと共に振り返ってみてくださいね🎵#lovelive pic.twitter.com/fZKakFxoUg — ラブライブ!シリーズ公式 (@LoveLive_staff) 2018年11月18日

君ここ、ゼロワンで1stライブを思い返し、Hand in Handやダイダイではアニメ1期、学年曲では2ndライブを思い出した。ジングルベルではクリスマスライブ、未熟やミラチケでまた1stの記憶が甦ってきて、WBNW、キセキヒカル、Atpで3rdライブやアニメ2期の感動を思い起こした。

“君のこころは輝いてるかい?”

μ’sがファイナルライブの1曲目にぼらららを歌ったように彼女たちも自らのデビューシングルを歌いあげた。1stライブはLVでの参加だったがあの光景がフラッシュバックして、本当にこれから東京ドームでAqoursがライブをするんだなと感じた瞬間でもあった。

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“青空Jumping Heart”

ラブライブで優勝したAqoursとしてではなく、アニメ1期のOPとして歌われたこの曲。
まだ足掻き始めたばかりの彼女たちを見ている気持ちになった。

“決めたよHand in Hand”

PVと同様に制服で披露してくれた。
普段見慣れた姿ではあるけれど、制服姿で踊る姿はやはり新鮮味がありPVの千歌たちとのシンクロが鮮明に見えた。


“Waku-Waku-Week”

ありがとう4thライブ。2ndライブでは名古屋、神戸のみ歌われた1年生曲。
アニメ楽曲やナンバリング楽曲を除けば一番聞きたかった曲。1年生のはちゃめちゃで楽しさ全開なイメージが全面に出ているところが大好きで、キャストの3人が笑顔満点でパフォーマンスする姿と善子たち1年生の姿がやっぱりリンクしていると思います。贔屓目なしに見ても3曲の学年曲のなかで一番キャストとマッチしてるなと感じる曲ですね。
次回は是非あの衣装でお願いします。

“聖なる日の祈り”

この曲を聞いたのは昨年のファンミ札幌が最初で最後。
あのときは言わば「決められたメインステージ」でのみパフォーマンスしていたが(クリスマスライブやファンミ沼津も同様)、4thでは想いよの後、メンバー色のカンテラを掲げながら贅沢にもセンターステージへと歩を進めながら披露された。
どこか幻想的な雰囲気の曲調にぴったりですっかり聞き入っていた。

“MY舞☆TONIGHT”

再現度の高すぎる衣装と髪型。特に黒澤ダイヤの花魁姿を模した髪型のクオリティには驚かされ、小宮さんの和風な印象も相俟って本当に映えていた。
曲の始まりのカメラワークも健在で花丸の笑顔が印象的だった。何よりサビの流れるような振り付けに合わせて炎が噴き出す演出が追加されていて赤とピンクに染められた会場をより熱くしてくれた。



個人的に1st, 2ndの現地で聴くことのできなかった曲を多く聴けてそれだけでテンションが上がった。
“これまで” のAqoursが全部そこに詰め込まれていて、でも “これから” も想像させてくれるようなとても感慨深いセットリストでした。

完成した”想いよひとつになれ”

1年生の学年曲で3人の衣装が目に飛び込んできた瞬間から覚悟はしていたけれど、その覚悟と予想はやはり裏切られた。

1stライブ同様、メインステージ上のピアノの横に立ち深々とお辞儀をした桜内梨子と逢田梨香子。張り詰めた空気のなか、笑みを浮かべていたことが印象的だった。


メインステージ両端の千歌と曜に力強く目くばせをして曲が始まった。


何十回も聴いたことがある曲なはずなのにその曲には聞き覚えも見覚えもなかった。

イントロを弾き終わる前にピアノから立ち上がった梨子。それでも続くピアノの主旋律。梨子は笑顔で千歌と曜に手を振り、残りの6人も笑顔で手を振りながらセンターステージに集まりだした。

どこかノスタルジックで柔らかいピアノの旋律に吸い寄せられるようにセンターステージに集まり円陣を組む9人。

シュシュを付けた右手を高々と突き上げ、それを胸に捧げるポーズを取りその曲は始まった。


今目の前で何が起きているのか。
曲が始まってからようやく思考が追い付いたがまるでアニメのワンシーンを見たような感覚。

じゃあ、次は9人で歌おうよ!!

全員揃って、ラブライブに!!

Aqoursの8人が “想いよひとつになれ” を披露し梨子のピアノコンクールが終わったあと、曜が梨子に向けて行った一言。

「本当に実現したね」

そうあのときの “彼女たち” に伝えたかった。
あの日、東京ドームで “想いよひとつになれ” が完成したのだから。

9人でこの曲を歌うのが夢だったから…

Aqoursのみんなやスタッフさんだったり、”私の帰ってこれる場所” を作ってくれて本当に感謝しています。

フォーメンションけっこう変わって大変だったと思うけど、みんな嫌な顔ひとつしないで練習してくれて…

みなさんも温かく受け入れてくれて本当にありがとうございます。

逢田梨香子

関係ないよ! 伊波杏樹

もともと9人の曲だから! 斉藤朱夏

 フォーメンションが変わって…と逢田さんが言ったときに真っ先にフォローを入れた2人を見てやっぱり離れていても心はひとつな2年生そのものだと感じた。

アニメであの言葉を放った曜と朱夏が “もともと9人の曲” と言った言葉にどれだけの力があったか。このワンシーンだけでも涙が止まらなかった。

ほらね本当は 一緒だったよ気持ちはね
『想いよひとつになれ』

スクリーンに映し出されたアニメPVで曜と千歌が背中合わせに歌うシーンでは梨子はそこにいなかった。でも目の前には曜と千歌の間に梨子がいた。
既に歌詞のなかで伏線が張られていたかのような芸術的な演出。ほらね、やっぱり気持ちは一緒だったでしょ?と千歌と曜が梨子に言葉をかけるように。

ひとりじゃない
『想いよひとつになれ』

千歌のソロパート。梨子は何かを訴えるような表情で強引に千歌の手を奪うようににぎった。今までの梨子には見られないようなその表情や動作から「やっぱり私も一緒に歌いたい」という強い意志を感じた。

ほんとに楽しいね、この曲!

逢田梨香子

1日目は神妙な面持ちだったけれど、2日目にはMCで笑顔も見られた。
9人で完成させた “想いよひとつになれ” は常に真っすぐで正直な「気持ち」と「歌」を届けてくれる桜内梨子と逢田梨香子に向けたプレゼントだったのかもしれない。

その歌、船に乗せて

アニメ1期、2期のなかでそれぞれ最後にAqoursが大舞台で歌った “MIRAI TICKET” と “WATER BLUE NEW WORLD”

Aqoursシップという名の船に乗りこの2曲を届けてくれた。
そしてその船が着港した場所で “キセキヒカル” を届けてくれた。

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1日目と2日目でこの部分のセトリを、「この2曲」に変えたことも粋な演出だと感じました。

船が往くよミライへ旅立とう

『MIRAI TICKET』

まさに今、夢と希望に満ち溢れた船に乗りミライに向かっての船出をし、

次の輝きへと海を渡ろう

『WATER BLUE NEW WORLD』

青一面に染まった輝きという名の海を渡った。
まさに歌詞をパフォーマンスと演出で再現してくれたことに感無量で、何よりいつまでも輝きを追い続ける千歌たちの姿を投射した姿がそこにあった。


“キセキヒカル” が流れ始めたとき、バックネット側から浦の星交響楽団を前方にAqoursシップに乗っているAqoursが映し出される構図が素晴らしく、浦の星交響楽団が奏でる音色に乗せて披露されたその曲の歌詞を、あのとき聞いたよりも明るく前向きなメッセージとしてを受け取ることができた。



“MIRAI TICKET” の歌詞を眺めていて気になったことがあった。


“MIRAI TICKET” 「ヒカリ」「ミライ」

“勇気はどこに?君の胸に!” 「ミライ」

“未来の僕らは知ってるよ” 「ホンキ」「カタチ」

“WATER BLUE NEW WORLD” 「イマ」「ココロ」「セカイ」「トキメキ」「ミライ」

“WONDERFUL STORIES” 「チカラ」「ミライ」「カゴ」「チカラ」

“キセキヒカル” 「ヒカリ」「ユウキ」「ミライ」


曲名の右に羅列した単語は曲中の歌詞でそれぞれカタカナで表記されいるもの。
しかし歌詞をよく見てみると “未来の僕らは知ってるよ” と “勇気はどこに?君の胸に!” では曲名となっている「未来」「勇気」は漢字で表記されている。

これが何を意味するのか。
初めは、まだそれがどのようなモノかはっきりと分かっていない不明瞭な単語、についてカタカナという表記を使って表していると思っていた。
しかしそう捉えると、みら僕と勇君ではまだ「未来」と「勇気」の形がはっきりと分かっていない段階なのにもかかわらず漢字で表記していることになり矛盾が生じる。

ではどういう意図なのか。
答えは深読みする必要なく、案外簡単なものだった。
それはその曲名で一番伝えたいこと、つまり  “その曲では何を言いたいのか”

みんな夢のカタチを探して

泣いたり 笑ったり

未来の僕たちはきっと

答えを持ってるはずだから

ホンキで駆け抜けて!

『未来の僕らは知ってるよ』

夢の「カタチ」を探しながら、未来に向かって「ホンキ」で駆け抜けて

この瞬間のことが 重なっては消えてく

ココロに刻むんだ WATER BLUE

イマを重ね そして ミライへ向かおう!

『WATER BLUE NEW WORLD』

今この一瞬一瞬は消えていってしまうかもしれないけれど、それでも「イマ」という瞬間を「ココロ」に刻み付けて「ミライ」へ向かおう

心が求める 誇らしさ

走り続けて つかめるミライ

夢が たくさん 夢が たくさん

消えない 夢が…

『勇気はどこに?君の胸に!』

失敗は何度だってあるけれど何度だって追いかけよう。走り続ければつかめる「ミライ」があるから

そうだね 本当は

持ってたんだよ 僕たちは みんな持ってた

胸に 眠る輝き めざめる前のチカラ

『WONDERFUL STORIES』

夢を駆けてきた僕たちは、眠る輝きとめざめる「チカラ」を持っていた。それに気付かされた

「ヒカリ」は輝きを求めていた過ぎ去った時

「ユウキ」は過去から這い上がった物怖じしない心

「ミライ」はこれからも輝き続ける意思と希望


過去と今と未来

全てを合わせるからこそ “キセキがヒカル” のだと。

今だけ輝くんじゃない。過去も輝いていたし、未来も輝くのだと。
“今” を全力であるからそれが “過去” になっても輝いていたと言えるし、
これからも全力であるからこそ、 “未来” も輝いていけると言える。

3rdライブの輝石、4thライブへの軌跡 – Aqours storeis

過去から現在、そして「ミライ」向かって輝きを追い求めるその姿
そしてやはり “キセキヒカル” には全ての楽曲の想いが込められていました。


パッと思い浮かんだ数曲を並べてみても特に「ミライ」という言葉の多さに驚きました。
そしてラブライブ!サンシャイン!!という作品におけるテーマ

「私たち、輝きたい!」

それは願望であり、意志でもあり、「ミライ」でもある。
全力で駆け抜けてきたAqoursの姿を見て、彼女たちならばこの先の未来もこう在るであろう、という作品を通して伝えたい畑亜貴先生のメッセージなのかもしれません。


こうやって改めて歌詞を見てみると色々な発見がありました。
捉え方は人それぞれでそこに答えはないのかもしれませんが、自分で物語の「カタチ」を見つけていくこともまた情趣があります。

Welcome back, Saint Aqours Snow

誰が “Awaken the power” を予想したか。
少なくとも自分は予想はしていなかったし、考えている余裕もなかった。

だからこそ降幡さんが「スペシャルゲストの登場です!」と言ったときの心臓を掴まれたような衝撃は凄かったし、特殊サウンドが流れてセンターステージを上部から刺す光が灯った瞬間の興奮は凄かった。
ルビィと理亞、そしてSaint Aqours Snowが東京ドームという最高の舞台に帰ってきた。

2日間通して最高に盛り上がったのは間違いなくこの曲だし、本当にコールが楽しかった。メットライフドーム、マリンメッセ福岡と、2つの会場で生Atpを聴いたけれど、やっぱり東京ドームの音の反響は凄まじい。正直2つの会場と非にならない歓声で、自分の叫び声すらよく聞こえないほどだった。

Aqoursのみなさん、東京ドーム公演本当におめでとうございます!!

そして、この奇跡に立ち会えているファンのみなさん!!本当におめでとうございます!!

田野アサミ

僕たちファンに向けて「おめでとう」という言葉を投げかけてくれたのは本当に嬉しかったし、あの場でAqoursにおめでとうと言えるのは、やっぱりSaint Snowの2人だけだったと思う。
いつもファン目線で裏方のスタッフさんへの心遣いが素敵な田野さんはやはりファンの気持ちを分かっていてくれていて、それを代弁してくれた。

田野さんも佐藤さんも、東京ドームでSaint Aqours Snowとして歌うことができた喜びで両日感極まった様子だったけれど、Saint Snowがいなかったらあの3rdライブツアーは完成しなかったと思っている。
どこか恐縮したような雰囲気だったけれど、このライブで2人が東京ドームに立つことに異を唱えた人はいないでしょう。むしろ大歓迎だしあの場にいた全員が2人にも温かい拍手を送っていた。


今回は3rdライブのようにSaint Snowが最後に登場することはなかった。
しかしカメラマンさんや衣装さん、照明やファンのみんなに感謝の気持ちを伝えて拍手を送ろう、という伊波さんのMCの中に2人は姿を現した。
Saint Snowの形を踏襲してくれてそこには11人立っていたのだということを示してくれた。
見えない愛の形とはこういうことを言うんだと凄く温かい気持ちになり、それを自然に表現できる伊波さんの姿がとても素敵でした。

3rdライブでSaint Aqours Snowはしばらく見納めだと思っていたのでやっぱりこの形を大切にしてくれているスタッフさんの愛を感じたし、劇場版でも登場するこの2人の活躍にはまだまだ目が離せそうにありません。

いつかまた始まるんだよ

アンコールで続けてパフォーマンスされた “未来の僕らは知ってるよ” と “WONDERFUL STORIES” 。3rdライブと始まりと終わりの曲であるこの2曲は、Thank you, FRIENDS!!の衣装で披露されたことで、より感動を誘う曲になりました。

特に “WONDERFUL STORIES” のCメロでは、3rdライブには無かったサプライズが用意されていた。

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分かった、私が探していた輝き。私たちの輝き

足掻いて足搔いて足掻きまくって、やっと分かった!!

最初からあったんだ…初めて見たあのときから

何もかも一歩一歩

私たちが過ごした時間の全てが、それが輝きだったんだ…

探していた私たちの輝きだったんだ…!!

高海千歌が知った輝きの正体

3rdライブでこの部分を含めて披露されても、それは “彼女たちAqours” の物語として最後を締めくくるにふさわしい演出になったでしょう。

しかし4thライブでこの一節が歌われた意味

いつかまた始まるんだよ

次の DREAMING DAYS

『WONDERFUL STORIES』

3rdライブにおけるこの曲は
「千歌たちAqoursの物語が節目を迎え、また新たに夢が始まろうとしている」

4thライブにおけるこの曲は
「伊波さんたちAqoursキャストの夢が形になり、また次の夢へと歩み始める」


僕はこう捉えました。
千歌たちAqoursの夢を現実の世界で実現させることができるのは彼女たちしかいない。だから “彼女たち” と彼女たちの夢が叶ってこそ、また次の夢が始まる。そう感じました。
3rdライブではまだ彼女たちの夢はまだ夢半ばだった。でも千歌たちの後を追うように彼女たちも夢を形にすることができた。

伊波さんが千歌に「分かったよ」と語りかけるようにこの台詞を言ったと考えると、より自然にこの言葉が入ってきました。改めて “WONDERFUL STORIES” のメッセージ性の強さ、そして終わりと始まりを歌うに相応しい曲だと感じました。

それぞれの決意の形

有形の決意と無形の決意

想いは同じでもその表現方法は十人十色

自分たちの夢が始まった舞台でライブを行ったからこそ、東京ドームという最高の晴れ舞台を自分の愛するキャラクターの色で染めることができなかった悔しさがあるからこそ、小林愛香と高槻かなこは4thシングルのセンター宣言という形で 自らの “夢” を口にした。

同じ想いを胸に秘める鈴木愛奈は某雑誌でセンター宣言と似たことを語ってくれた。
でも何よりもあの場所ではファンと家族に対する “ありがとう” の気持ちが真っ先に出てくるところが鈴木愛奈らしくて、本当にいい子だなと愛おしく感じた。
口に出すか出さないか、それ自体は大きな問題ではない。彼女も2人と想いは同じだったとを知ることができた。

3rdライブ福岡公演でも高槻さんはセンター宣言をしていたが、それは3rdライブツアーで初披露となったソロ曲を、大阪公演では完璧に歌うことができなかったことに対する花丸への贖罪の想いもあったのだと思った。だから今回の4thでの発言とは全くの別物であると察した。


詰まるところ、この3人はAqoursというグループにおいて、現時点でアニメ楽曲やナンバリング楽曲で明確にセンター、ダブルセンターを飾ったことが無く、かつ会場紙面問わず宣言をした3人ということ。

特にHPTの総選挙で2位、3位だった2人は心の底から悔しいと思ったに違いないでしょう。

そしてあの宣言はファンだけではなく、善子と花丸に向けた宣言でもあったのだと。
特に天を仰ぎ花丸に呼びかけていた高槻さんを見てそう思った。

夢は声に出せば叶う! 今までそうやってたくさん叶えてきたよね?

だからみんなも叶えたい “夢” を声に出して、私たちにぶつけて!!

それが “みんなで叶える物語” だから!!!

高槻かなこ

この言葉で胸のつっかえが取れたというか、やっぱりファンにも想いを全力でぶつけてきてほしいという高槻さんなりの考え、表現方法だったのかもしれない。

ホンキをぶつけたら  叶うんじゃないかな…夢!
『未来の僕らは知ってるよ』

当たり前のことに聞こえるかもしれないけれど、それを本当に言葉にする勇気と覚悟は並大抵のものではない、だから本当に痺れた。

真っすぐで、それでも満面の笑みで堂々と宣言した高槻さん。 こういったストレートな発言は他のキャストから聞いたことがなかったので、正直最初は面食らいました。 でも自分が愛するキャラクターをセンターに立たせてあげたいという気持ちは恐らく誰しもが思っていること。それを自らの口から発してくれたことに対して、僕は少しばかり安堵し喜びも感じました。

3rdライブの輝石、4thライブへの軌跡 – Aqours storeis

 3rdライブで “MIRACLE WAVE” という楽曲を通して「本気」と「本音」でファンにぶつかってきてくれた最高にカッコよかった伊波さん。

東京ドームという大舞台で自らが演じるキャラクターのセンター曲に歌えたことと、それに対する並々ならぬ想いを高ぶった感情を抑えきれずに語ってくれた諏訪さん。

 良きチームメイトであり良きライバル。この3rdライブでより絆が深まったAqoursだからこそ、本音でぶつかっていける仲なのだと再確認させてくれた瞬間でもありました。

3rdライブの輝石、4thライブへの軌跡 – Aqours storeis

あの3rdライブを経て本気をぶつけることへ覚悟を持ったAqoursは、 また一歩先の未来へ歩みを始めた。

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3rdライブ福岡公演後に彼女のブログに綴られた言葉

今までどんな場面でも明るく、涙こそあれ気丈に振る舞っていた小林愛香さんが唯一見せた弱い部分。
普段口下手でシンプルな言葉のMCが多いなか、小林さんはAqoursとファンへの感謝の気持ちを伝え終わった後、はっきりと “夢” を言葉にしてくれた。


ヨハネが大好きで大好きでたまらない彼女が


会場でこの宣言を聞いたとき、僕は彼女の綴ったこの言葉が頭をよぎって胸が締め付けられる想いだった。初めは彼女の顔を直視できなかった。

でも彼女は笑顔で宣言してくれた。リトルデーモンに想いを届けてくれた。
僕はそれだけでも十分だったけれどやっぱり応援していきたいと心から思った。

それは “これまで” と “あの場所” で小林愛香の言葉に胸を打たれたからだけではなく、やっぱり津島善子と小林愛香が大好きだから。

プライベートでも大の仲良しな1年生組

“Waku-Waku-Week” を本当に楽しそうに踊っていたこと、きんちゃんがセンター宣言をしたときあいきゃんが戦うようなポーズをしていたこと、Thank you, FRIENDS!!を歌い終えてステージの端々に挨拶をしにいくとき一緒に競争していたこと、ダブルアンコールでふりりんが号泣していたときもずっときんちゃんとあいきゃんが優しく肩を添えていたこと

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あいきゃんも言っていたし、それをライブで体現してくれた。
気が置けない仲だからこそ、本気でぶつかり合える最高の仲間。


未来は誰にも分からないけれど、それぞれの素晴らしい決意の形を垣間見ることができた瞬間だった。

Thank you, FRIENDS!!

Thank you my friends

Eternal friends

『Thank you, FRIENDS!!』

Aqoursの9人はその瞬間だけ観客に背を向け、スクリーンに映し出された”Aqours”の9人に向かってこの歌、この歌詞を届けた。

ルビィはずっとあなたのそばにいます!

降幡愛

最後の挨拶で降幡さんが放った言葉を反芻して心が震えた。
誰よりも “Aqours” のそばにいる9人はその瞬間だけ演者として “彼女たち” に心からの想いを伝えた。

様々なメディアでキャストの皆が口を揃えて言っていた

”大切な人へ感謝の気持ちを伝える曲”

3rdライブの輝石、4thライブへの軌跡 – Aqours storeis

それが “Thank you, FRIENDS!!” という曲のなかで、はっきりとした形で表してくれたことへの感動が込み上げてきた。
本当に歌詞のひとつひとつが「ありがとう」という言葉の枕詞になっているし、叶えた夢の数は数えきれないし、やっぱり伝えられるのは熱い想いしかない。
誰かも言ってたけれど本当に「ありがとう」以上の言葉があればいいのにと何度も思った。
でも伝えたいのはやっぱりこの言葉だから、僕はいつも彼女たちが最後の挨拶で「ありがとうございました」と言った後に「ありがとう」と全力で叫んでいる。

感謝の気持ちは言葉にしなくても伝わるかもしれないけれど、それを言葉にすれば形あるものとしてきっと伝わる。それは間違いないとこの曲を歌って思ったし、これからも感謝の言葉を伝え続けていきたいと思った。

ありがとう

アンコールが終わっても鳴りやまないAqoursコール

“Thank you, FRIENDS!!” を歌ってどこかしんみりしたけれど、鈴木愛奈が言った

「笑顔でありがとうって伝えたい」

その言葉を聞いたから、アンコールが終わって伊波さんの上に突き出した右手の “L” の指先が見えなくなってから数分は本当に楽しかったという気持ち、ありがとうという気持ちで溢れてた。
だからこそファンのAqoursコールは鳴りやまなかった。

その想いはAqoursも同じだったから彼女たちは再び飛び出してきてくれたのかもしれない。

笑顔で終わりたいと言ってステージを後にした “彼女たち” は今度は彼女たち自身として、僕たちにありがとうを伝えに来てくれた。
今まで見たことのない驚いた表情をしていた伊波さん、号泣する降幡さん、鈴木さん、逢田さん

珍しく言葉が出てこない伊波さんやみんなの表情を見て、やっぱり今この瞬間は彼女たちなんだとすぐに分かった。

もう1回「ありがとう」を伝えたくて出てきちゃいました!

伊波杏樹

どこか茶目っ気を含んだ言い回しで場を和ませてくれた伊波さん

みんなが呼んでくれたから…

降幡愛

感動のあまり号泣して声にならない声を絞り出してくれた降幡さん

一人一人の声は小さいけれどこれだけの人が集まったらこんなに…割れんばかりの歓声になるんだなって!

諏訪ななか

目に涙を浮かべながら興奮気味に語ってくれた諏訪さん

いつもありがとうを伝えたいのはこっちなのに。

だから伊波さんがイヤモニとマイクを外して9人が東京ドームに肉声で「ありがとうございました」という言葉を響かせてくれた瞬間が何よりも嬉しかった。


「もう1回だ!もう1回伝えるからなぁー!!」


BGMで流れていた “Thank you, FRIENDS!!” が止まり、東京ドームが一瞬で水を打ったような静けさになり、5.5万人の東京ドームに一瞬の、でも数秒にさえ感じられた静寂が訪れた。


そして1回目よりもはっきりと聞こえたAqours9人の “声”


あの声は2日間に聞いたどの声よりも心に響いたし、決して近くはなかったけれど9人の姿が本当に大きく見えた。

9人の生の声を聞いたことで僕たちの声や想いはいつもしっかり伝わっているんだと確信が持てた。
それが嬉しかったしあの瞬間が4thライブの全てだったと言っても過言ではないと思った。

そして彼女たちは「また東京ドームに戻ってくる」と宣言してくれた。
この東京ドームを新たなスタート地点としてくれた。

東京ドームは終わりの場所じゃない、始まりの場所でもあるんだ!
そう千歌たちに教えてもらえた気さえした。

終わりの場所は同時に新たな始まりの場所でもある。

素敵な出逢いと感動と夢を見せてくれる東京ドームはやっぱり不思議な力を持っていて、Aqoursというチームはまだまだこれからなのだと感じました。


Over the Rainbow -輝きのその先へ-

“夢は叶えてまたはじまる”

この言葉はG’sのレポートのタイトルですが本当に素敵なキャッチフレーズだと思いました。


国府津海岸でμ’sは “終わり” を決意し、Aqoursは “始まり” を決意した
東京ドームでμ’sは “これまで” を記し、Aqoursは “これから” を記した


ラブライブ!という作品において終わりと始まりは同じところにあるということに改めて気付かされました。

東京ドームなんて大きな舞台、私たちには畏れ多いし立てるわけないと思ってた。

でも2年半という月日が経って、 “あのとき” 見たときよりも少し小さく感じたんです。それは私たちが色んなライブを経験して大きくなったからかな。

逢田梨香子

謙虚な言葉だったけれど “あのとき” から成長したという実感と確かな自信をキャストのみんなも感じてくれていた。
“Aqours” とAqoursがその物語に一区切りをつけた姿は何よりも美しく何よりも輝いていた。

やってきてよかったなぁー!!

伊波杏樹

僕から言わせてもらえば「応援していてよかった」の一言に尽きる。
こんなに一つのコンテンツを好きになって応援したことは初めてだし、これは少しおこがましいけれどファンと一緒にストーリーを築き上げていけることにいつも喜びを感じています。

いつも大好きという声を届けてくれるみなさんのおかげです!

私たち9人の口からお知らせしたかったので改めて発表させていただきました。

本当に本当にありがとうございます!!

伊波杏樹

良い言葉が見つからないけれど「みんなで成長していく」という表現がしっくりくるかもしれない。そう伊波さんの言葉を聞いて思った。
あの場で改めて紅白出場の発表をしてくれて感謝の気持ちを直接伝えてくれた。あの瞬間があったから「Aqours応援していてよかったな」って思ったし、「凄いところまで来たな」と実感した。Aqoursの成長に感化されるように「こっちも頑張らなくちゃな」という活力が湧いてきた。
そしてAqoursはまだまだ終わりじゃないしこれからも楽しいことがたくさん待っている。東京ドームにまた戻ってきてくれると宣言もしてくれた。


改めて4thライブを振り返ってみると本当に映画を見ていたかのような素晴らしいストーリーで魅せられた印象が強く、そこには確かな絆がありました。Aqoursというグループは大きな存在になってしまったけれどやっぱりファンとの距離感が近くて、世界中のファン、スタッフ、裏方さん、もう色んな人から愛されてる作品だと心からそう感じました。

Aqoursはまた次の夢に向かって走り出す。
いつだって全力で輝いている彼女たちのその真っすぐな視線は、確かに遠い虹のその先の輝きを見据えていました。




Thank you, Aqours!!


【 👆Aqours 4th Live 👆】
Aqours 4thライブ、両日共に終了いたしました🎉
この2日間足を運んでくださった皆さま、本当にありがとうございました🎆
紅白歌合戦,劇場版,アジアツアー,5thライブとAqoursの物語はまだまだ続きます❗これからも皆さんの応援が必要です!よろしくお願いします 🌟#lovelive pic.twitter.com/unS7I1y3ey — ラブライブ!シリーズ公式 (@LoveLive_staff) 2018年11月18日

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